現在の間取りでは洗面所を通ってトイレに行かなくてはならず、不便であるため、利用者の行動パターンを予測し、より明快に、また移動距離が長くなりすぎないように改修工事を行った。
間取り変更し新たに創ったトイレ。面積が91センチ×132センチのため(下の間取り図参照)引き戸を外付けにし、手すり同様トイレ内スペースを確保
介護保険の住宅改修補助金を利用して洗面所・浴室もすべて引き戸・バリアフリーにしました。
応接室の照明を吊り下げから天井固定のLED照明に変更
便利さの重視のみを考えた間取りの変更は注意が必要であると考えます。利用者の移動する距離・利用者同士の交差・初めて利用する方が明快に利用できる動線を心がけています。
浴室と新たに間取りを変更するトイレの間仕切りの様子
ボールの周囲をハイバック、ハイサイドが囲み、水が外にこぼれにくいから、泥汚れやマットなど、洗濯機を使えないものでもしっかり洗えます。
手すりを壁内に設置することでトイレのスペースを広くしました。