昭和56年以前の木造建築は今後予想される大地震により倒壊する可能性が非常に高い。市の診断を受けた結果、現行基準の10分の1にも満たない診断結果となった。そこで昨年秋以降、補助金が増額されたこともあり、思い切って大幅な耐震補強を行った。
構造用合板による壁補強。筋かいよりも面材補強の方が強い
耐震ボード・ダイライト工法
高級カラートタン・10年保証
水平剛性の強化・1階下屋部分の天井面を強化し、2階への地震力の伝達をスムーズに行う。
同。下から見上げた様子
同。24mmの構造用合板を打ち付け完成。このあと、天井仕上げ工事に入りました。
【施工場所】 | 四日市市楠町 |
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【築年数】 | 約30年 |
【リフォーム箇所】 | 外壁モルタル全撤去→外壁高級カラートタン貼り 1階補強17箇所・2階補強13箇所 断熱工事、水平構面補強 和室内改修、板金工事・木部塗装 他 |
【リフォーム期間】 | 約40日 |
【物件概要】 | 戸建て木造軸組2階建 |
【工事費用】 | 約390万(耐震補強工事補助金約150万 外壁モルタル全解体・残材処分すべて含む。) |
昨年の東日本大震災の影響をうけて補正予算が組まれ、補助金が倍増になました。補助金を差し引き約240万で、外壁リフォーム及び耐震化することができました!
補助金による工事は写真をすべて撮ります
筋かいを30×90タイプから45×90(金物あり)に変更
白蟻に柱が喰害された箇所も耐震化を損なわず、補強しています。