平成元年の建物であるが、耐震診断の評点は0,74(倒壊する可能性がある)であることがわかった。倒壊しないレベルまで耐震補強を行うとなると多額の工事費がかかるため、熟考した結果、少しでも被害を減らすべく柱のホゾ抜け対策を行うこととなった。
また、鉄筋コンクリート造布基礎にひび割れが確認されたので補修も同時に行った。
コンクリート布基礎に穴をあけます。
ケミカルセッター。ボルト・基礎を一体にさせる硬化カプセル。
穴内部に投入します。
ロープロテクターの取付け。
柱と土台と基礎にプロテクターが取り付きます。
スプリング部にオイルスプレーを塗布します。
最後にアッパーカバーを付けて終了です。
【施工場所】 | 伊勢市 O様邸 |
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【築年数】 | 21年 |
【リフォーム箇所】 | 外付けホールダウン金物4箇所 基礎ひび割れ補修 4箇所 |
【リフォーム期間】 | 1日 |
【家族構成】 | ご夫婦 |
【物件概要】 | 戸建て木造軸組2階建 |
【使用材料】 | いのちまもるセット1式 (アッパーカバー含む) 2液性エポキシ樹脂 |
【工事費用】 | 約48万円 ( 補強減災工事 )(材料・工事費・諸経費すべて含む) |
柱の位置を確認し、マーキング後穴を開けます。
アッパープロテクター取付け。(ボルトがジグザグなのは直下型地震の場合柱の裂けを防ぐため)
ハイテンションスプリング。固定しすぎは力が1箇所に集中するため衝撃を分散します。