耐震補強の方法は様々あります
耐震診断を行った後に、補強設計をして工事にかかります。
建築当時の図面がないことも多く、また図面があっても仕上げをめくってみると図面と違う場合もあります。
その状況で設計を直し、工事を進めていきます。
可能であれば市の補助金を活用します。
今回は内部で筋交・構造用合板・柱頭柱脚の金物取付で補強計画をはじめました
が、建物の短手方向の補強がどうしても不足するために
2か所の開口部に外部から金物の筋交を取り付けました
出入りはできませんが、開閉は可能です。
耐震診断の結果は
工事前は0.65 倒壊する可能性が高い
工事後は1.02 一応倒壊しない という評点になりました
また、経年劣化でクラックの入った外壁を耐震補強もしながら
補修と塗装工事を施しました
台風の威力が増している昨今ですが、防水工事も致しまして、
雨・地震に強い住宅になりました。
お施主様には住みながらの工事でご不便とご心労をおかけいたしました。
御協力に感謝申し上げます
Copyright © 株式会社登工務店 All Rights Reserved.