お施主様から設備機器及び設備配管の経年劣化による漏水がお住まいのマンションで度々,
発生しているのでその前に洗面室改修を行いたいとのことがきっかけでした。
また長身のご主人様にとっては洗面化粧台の高さが低く,腰を屈めて使うことが不満になっているとのことでした。
そこで今回のプランとしては,洗面化粧台のカウンター高さを特注対応で850mmとし,使いやすくしました。
既存は両側の壁がタイルでしたが,サッとお手入れできるキッチンパネルに張り替えました。
シンプルなホワイトの洗面化粧台にしたことで,スッキリとした清潔感のある洗面空間に変貌しました。
床のクッションフロアは洗面室空間にホワイト系のカラーが多いので,
良いアクセントに。
表面hがつるっとしており,汚れも目立ちにくそうです。
洗濯機の上に棚を造作しました。洗剤等重いものを置くことも想定し,下地補強を行い,棚板も通常より厚みがあり,たわみ防止に。
【施工場所】 | 横浜市港南区 J邸 |
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【築年数】 | 約30年 |
【リフォーム箇所】 | 洗面室 |
【リフォーム期間】 | 約1週間 |
【家族構成】 | ご夫婦 |
【物件概要】 | マンション |
【使用材料】 | ■洗面化粧台:LIXIL L.C.M-Selection・間口W:1200×奥行D:500×高さH:850mm・引出タイプ・取っ手レス仕様 / 扉カラー:ホワイト・カウンターカラー:プレーンネオホワイト ■ミラー:フリーサイズミラー ■埋込収納:LIXIL ミドルキャビネット ■キッチンパネル:LIXIL ピュアホワイト 等 |
【工事費用】 | 約60万円(通常の洗面室工事では出ないであろう,既存壁タイルの解体・撤去工事がある為,少しコストオンに。水廻りには水はねしても簡単にお手入れできるものがオススメです。) |
今回はマンションで最も気をつけなくてはならない,漏水事故が度々発生していることが起因となり,リフォーム受注に繋がりました。その他にも大柄なご主人様には使いずらい高さであること,収納が少ない,洗濯機廻りに棚がほしいといった要望をお聞きすることで,有効的なプランニングができました。ご要望を全ては網羅できないかもしれませんが,できる限り,ご期待に応えたいというのが担当者の心情です。
一面鏡と洗面化粧台の下台の間には仮置きスペース。
ボウル廻りもゆったり使え,バックガード付なので,水はねも気になりにくいです。
埋込収納は既存より少し奥行きが薄くなりましたが,扉付きで意匠性アップ。コンセントも使いやすい位置に設置しました。