戸建て・その他
[耐震] 下屋の補強による耐震性能の確保
地震で強く揺れた場合に、下屋の剛性が低いと、下屋部(平屋根部分)と母屋部(2階建て部分)は別々に揺れるため、接合部が破壊する危険性があります。下屋部のみを壁補強しても期待した耐震性は得られません。下屋の耐震補強を効果的に発揮し、倒壊しにくい建物にするには下記・下図のような補強がg必要です。
下屋補強
補強は2階が乗っている部分の壁補強を優先することが望ましいと考えています。しかしながら2階が乗っていない場合は、屋根面(水平構面)を介して地震力が伝達するため、水平面の剛性を強化し、1階壁に地震力をスムーズに伝達させる必要があります。※クリックで拡大します。
①天井面を解体し水平面を強化するための受け材施工します。
M12ボルト@200ちどり打ち
24ミリの構造用合板を打ち上げN75@150