昭和56年以降の建築物でも平成12年の改正建築基準法を満たしていない建物はかなり多い。改正建築基準法は阪神・淡路大震災の影響を色濃く受けた基準法なので、この基準を満たしていれば、かなりの地震でも耐えられるのであるが、基準を満たすのはかなりハードルが高い。そこで家の最大の弱点を補強し、少しでも現基準値に近づけられるよう補強した。
【施工場所】 | 桑名市 |
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【築年数】 | 約20年 |
【リフォーム箇所】 | 冒頭図面参照 |
【リフォーム期間】 | 約8日 |
【家族構成】 | ご夫婦+子供2人 |
【物件概要】 | 戸建て木造軸組2階建 |
弱点は①2階の壁の配置バランスの改善 ②1階の壁の強さを強化し減災をはかる ③柱の引抜け防止 の3点を中心に施工しました。
筋交いによる補強。土塗り壁(50ミリ未満)の上から筋交い30×90(金物あり)を取付け
補強壁は2階が乗ってる1階の壁を補強することが効率が良い
柱の引抜けが大きい箇所はトタンを捲ってホールダウン金物取付け。既存トタンを戻せば費用軽減。