戸建て・家全体
[ 耐震 ] 三重県下初!「安心な我が家」実現のための新しい耐震工法
これまでは、耐震専用のボードや筋かいといった補強が数多く見られましたが、それらの補強より、はるかに耐力が高く、補強効果が高い耐震補強用耐力壁「ドラゴン・ウォール工法」を採用しました。床、天井の解体範囲を抑えた施工が可能なのはもちろんのこと、多くの市販部材を使用するためかなりの低コストでの補強が容易になりました。
開発元の最初に実施した耐力壁の実験では、ネジで面材の剛性が高まった影響で、破壊形状は105mm角の柱が割れるという結果になったようです。
そこで、割れ防止用として両側の柱上部に長さ90mmのネジを3本、150mmピッチで打つ仕様で認定を取得されました。
ネジは打ち込みやすさを重視して硬くする関係で、水平力を受けると破断しやすいものが多い。ビスを太くし、熱処理を工夫したことでクギ並みの粘り強さを実現したようです。
室内側から壁を壊して取り付ける柱頭・柱脚用金物の「GDコーナー」。技術評価では引き抜け防止性能だけでなく、ほぞのせん断補強性能も審査されたようです。
ドラゴンウォール工法
何の変哲もない構造用合板による補強に見えますが、上記の特殊ネジやビスを採用することで構造用合板と30×90mmの片筋かいを組み合わせる耐力の壁の強さを上回ります。 ※補強箇所数を減らすことに成功!クリックすると拡大します。
リフォームデータ
【施工場所】 |
三重郡菰野町 |
【築年数】 |
永年 |
【家族構成】 |
御夫婦 |
【物件概要】 |
戸建て木造軸組2階建 |
担当者からの一言
壁材の強さを高める工夫にはすでに限界がきており、壁を留めるネジを工夫したことで耐力壁の強度を高めることに成功したようです。すでに日本建築防災協会の技術評価も取得しており、耐力が高いため費用対効果が高く、金物以外は市販の構造用合板、材木を使用するため、品質も安定し、リフォームにも最適です。画面をクリックすると拡大します。
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