現在お住まいのマンションは段差が多く,老後に不安を抱いており,また奥様が足が少し不自由なことが,
今回のリフォームのきっかけです。
そんな中でのご要望は,①バリアフリー仕様にして,限りなくフラットにすること。
②安心・安全な建材や設備機器を採用しつつも,意匠性や使い勝手にも配慮すること。
入念な調査を行い,天井裏にスペースがあることを利用し,床のかさ上げ及び
天井の高さを上げることでバリアフリーに近い状態にしました。
また,床材は足への負担が少なく,転倒しても衝撃が少ないコルクフロアを採用しました。
壁付のキッチンとダイニングの間にカウンターを配し,様々なシーンに使えるようなプランニングをしました。
【施工場所】 | 横須賀市 M邸 |
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【築年数】 | 約30年超 |
【リフォーム箇所】 | 玄関・廊下・キッチン・洗面室・リビングダイニング・洋室×3 |
【リフォーム期間】 | 約1ヶ月 |
【家族構成】 | ご夫婦 |
【物件概要】 | 鉄筋コンクリート造 |
【使用材料】 | ■システムキッチン:クリナップ クリンレディ / カラー:ボーテロゼ ■洗面化粧台:LIXIL ミズリア / カラー:クリエラスク ■トイレ:TOTO レストパル ■ユニット収納:LIXIL タスボックス / カラー:クリエラスク ■ドア:LIXIL ファミリーライン ■アクリルパネル間仕切り:大建工業 3枚間仕切り戸 他 |
【工事費用】 | 約800万円(ユニットバスを除いた,ほぼフルリフォームの案件。 こだわりの建材や設備機器を採用し,間仕切りや間取り変更も伴うリフォームの為,工事費用は大きな金額になりました。 ご希望やご予算によってのアドバイスもできますので,まずはご相談をしてみてはいかがでしょうか。) |
今回の案件では1階で天井裏にスペースがあったことにより,床をかさ上げし,天井を高くするバリアフリーリフォームが施工できましたが,入念な現場調査が必要となります。特にマンションは段差がある場所には配管や配線等が通っている場合が多く,完全なバリアフリーにするこは非常に難しいので注意が必要です。
リビングと隣り合う南側の洋室で風通しや明かるさが制限されるが,アクリルパネルの間仕切り建具を採用したことで,自然な採光・採風が心地良い。
バリアフリー仕様で,リビングダイニングへと続くフラットな床は訪問者を招き入れます。ナチュラルカラーで柔らかな印象を与えます。
玄関・廊下からの直接の視線を遮りつつも,リビングドアはガラス製の為,適度な明るさを確保。スタイリッシュなデザインは様々な空間にマッチします。