「こジャレた老後に… プロジェクト」 & 「イベント情報」

開催日:2013年5月26日(日)14:00~16:00 参加費用\1.000(コーヒーブレイク有り 開催場所:名古屋市名東区極楽 HashimotoHouse

第21回 “レポート”「空を眺めて40年 あたる天気予報!」

H25年5月26日(日)14:00~ 名東区のHashimotoHouseにて、第21回こジャレた老後に…プロジェクト『空を眺めて40年 あたる天気予報!』 と題して、気象予報士で大学の講師の槙野泰夫氏に「お天気の不思議」をさまざまな実験道具を使ってナビゲートしていただきました。

  『雨のしくみ』 ~見えないものが見えると~
       さあ、先生の手作りの装置で実験開始!!

①雨はどんな形で落ちてくるの?
小麦粉と荒神箒(こうじんほうき)を使って雨の形をとらえる実験をしました。

②雨をとらえる実験は、強力粉と荒神箒!荒神箒に水を含ませ小麦粉目指してシュッ!!と雨を降らしました。
 ほらっ!!コロコロッと真ん丸で真っ白な雨粒の形が現れてきました~~

★気圧の意識?
ハンカチを窓ガラスに貼って乾かすと、ピシッと糊を付けたようになります。それも、気圧の技です。着物の洗い張り、接着剤のしくみも、空気の圧力でそういう現象が起きているのだそうです。私たちは知らないうちにこの現象を活用しているのです。

★空気の重さとストローの水を吸う関係?
台風のメカニズムと同じなのです。
波の高さ、高潮、、、大気圧を利用して我々はストローで水を飲んでいるのだ!って大袈裟な!!でもホントのはなし。

★水と氷のちがい!水は形が自由。氷の結晶は水の結晶より密度が粗い。六角形の隙間があり水より体積が多い為、氷は水に浮くのです。
氷に圧力をかけると、氷の結晶がつぶれて水になる。厳密に言うと、スケートは、氷の上を滑るのではなく水の上を滑っているのだそうです。

  ~~虹の不思議~~

★環水平アークと「暈(かさ)」(ハロ)の饗宴
「暈(かさ)」(ハロ)太陽の周りに虹ができる現象をハロ現象と言う。

★環水平アーク
太陽と雲の位置関係が一定の条件にあり、雲にある氷の結晶の向きがそろったときに起こる。太陽の高い初夏から夏によく見られる現象。

★ダブルレインボー  主虹(しゅこう)と呼ばれるはっきりとした虹の外側に、副虹(ふくこう)と呼ばれるうっすらとした虹が見られることがある。主虹は、赤が一番外側で紫が内側という構造をとるが、副虹は逆に、赤が内側、紫が外側となる。

 

   ・・・ ナビゲーター ・・・
  槇野泰夫氏 マキノヤスオ

気象予報士 (平成16年取得) 
大学非常勤講師 (理科教育・理科研究・天気解読)

参加したみなさんのアンケートの一部です。