ご両親が他界され空家となった建物の全面改装のご依頼を頂きました。お施主様は『思い出のある建物を残したい』という想いを強くお持ちでしたが、玄関を境に右側は築50年、玄関を含む左側は築35年と、そのまま住むには使い勝手が悪かったため、壊して新築を建てる“建て替え”ではなく“全面改装”をお選びになりました。全面改装に伴い、車椅子でも使いやすい家にするためバリアフリーにもこだわりました。リビングとの間に段差があり大変危険であった和室は、下がっている部分を持ち上げて現状利用したり、車椅子で通るには狭かったアプローチや、車椅子では利用しにくかったトイレを広くしたりしてバリアフリーに富んだご自宅となりました。
【築年数】 | 築50年(玄関を境に右側)、築35年(玄関を含む左側) |
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【リフォーム箇所】 | 家全体(外壁・アプローチ・LDK・1階東側和室・2階東側洋室・浴室・トイレ・階段) |
【リフォーム期間】 | 約3ヶ月 |
【物件概要】 | 木造2階建 |
【使用材料】 | 【外壁】外壁:サイディング(ケイミュー) 【LDK】キッチン:リビングステーションSクラス1650(パナソニック) 【和室・洋室】サッシ:シンフォニーウッディ(LIXIL) 【浴室】浴槽:キレイユ1620LBK(LIXIL) 【トイレ】便器:ローシルエット一体型便器(TOTO)、手洗器:LSL870AP(TOTO) |
2階にトイレを増築しました。
間仕切りがあり狭い台所は、間仕切りの壁を取り、I型の流し台に!その他内装も全てやり替えました。
外部にベランダを取り付け、サッシは外に出る事ができるよう掃き出しサッシに取替えました。また、収納クロークにはドアを取り付けました。